【分解修理】DENONのCDプレーヤーDCD-755AE 音が割れる

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どーも!省吾です!(^^)!

DENONのCDプレーヤー【DCD-755AE】

今回入手した個体は音が出ない。とのこと。

確認すると、背面のアナログ出力・前面のヘッドホン出力ともに音がバリバリに割れるという症状でした。

光デジタル出力は問題ありません。

ということで、光ピックアップやデジタル系の故障であればデジタル出力にも何らかの影響が出るはずなので、今回はアナログ系の回路を疑いました。

外観・特徴

2006年発売・税込み45,150円(当時)

  • AL24 Processing
  • 24bitD/Aコンバーター
  • Pure Directモード
  • ピッチコントロール機能(±12%・0.1%刻み)
  • CD-R/CD-RW(音楽CD)の再生に対応

背面はアナログ出力・光デジタル出力、電源ケーブルは直出し。

この個体は2008年製

分解

ネジを外している時にうすうす気が付いていましたが、内部がいじられてる…('Д')

緑色のコンデンサがいくつか交換されていました。

これは不安になりますね。でもとりあえず音は出ているのでなんとかなりそう。

内部は電源部、デジタル、アナログで分かれています。

メカの上に鉄板が付いていますが、この鉄板はDCD-755AEのみでそれ以前もそれ以降のモデルにも付いていません。

修理

まずは疑わしいアナログ部の基板(内部画像右上)を取り外します。

青色のコンデンサのいくつかは緑色のものに交換されています。

基板が汚いですね。

たぶん、アナログ音声がノイズだらけになってしまったので、はんだを盛りなおしたり部品を交換してみたりしたのでしょう。

とりあえず基盤のフラックスをアルコールでキレイにします。

DAC ICはバーブラウンのPCM1791Aです。

DACの上についている2つのICはオペ―ショナルアンプでTEXAS INSTRUMENTSのSA5532Aです。

ちなみにバーブラウンもTEXAS INSTRUMENTSのブランドです。

上記はTEXAS INSTRUMENTSのサイトに飛びます。

上記のデータシートからICの仕様を確認し、まずはICに電源が来ているか確認します。

一応、DACに+5V、オペ―ショナルアンプに+5V、-5V来ることになっています。

テスターで確認したところ、+5VはOKですが、オペ―ショナルアンプの-5Vが来ていません…

で、犯人は…

電源基板の3端子レギュレーターKIA7905PIです。

KECというメーカーですが、同部品は入手が難しそう…。

ということで代替え部品を検索。JRCのNJM7905FAがヒット。

交換しました!

仮組後に動作確認!

OKでした!(^^)!

このレギュレーター達、けっこう発熱するのですが、画像右側のものしかヒートシンクがありません。たぶんコストダウンだと思いますが、なにかしら対策が必要な気がします。

まとめ

今回の故障の原因は、3端子レギュレーターの故障によりアナログ回路に-5V電源が来ていないことによるものでした。

ネットで検索してもなかなかヒットしない事例でした。

でわでわ(^^)/

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